teikokukagekidan’s diary

主にハーメルンに投稿してる小説の設定

動画というカテゴリー






これは少数の人としか繋がりを持たず、動画を作ると言ったり絵を描いたりすると言ったり小説を書くと言って早数年過ぎ去った私の思ったことです。




「動画」と言っても様々な種類にカテゴライズされる。多くを分ければ「魅せる者」「見る者」の二つだ。私は昔、「見る者」としてさまざまな物を見て転々としていた。時には面白いと思えば恐ろしくつまらないと思うこともあった、これは見る者としてだ。今は魅せる者として活動しているが現在進行形でモチベーションは下がっている。なぜだろうか、知名度や人気が無ければそれを求め、それがあれば重石と感じる。人である私が言うのもなんだが人間とはつくづくめんどくさい生き物だ、昨日まで笑顔であった人を泣かせるし力を得れば天狗になる。さらに自分にとって邪魔な存在を嫌悪し、最悪の場合殺そうともする。さらにイメージというのも重なる。同じようなことをしていても「あのバカは許さない」「大丈夫?」とここまで変色が激しい。ちなみにこれは実体験だったりする。私ととある人物は非常に似ていた。ネガティブなところも、誕生日も、黒いところも。やり直すためにと新しい居城を構えたことも同じだった。ただ周囲の反応はまったく違った。私にはそれが理解できなかったし今更と言うかもはや妬ましさの欠片もそこにはなかった。あったのは「虚無」、これ以外の例えも見つからないだろう。そして今も口走ってしまう。ダメだと思っても時々思う「私はどこで間違えたのだろう」と。

私は直情型だ、あまりに強すぎる衝撃には顔や感情に出るし私が「ここだ」と思ったら7割方当たる。だからこそ自分が妬ましい。意味が分からないだろうが私は昔の私を傷つけたくてたまらない。過去が強ければ今はもっと強くなる。だからこそ自分を殺さない程度に殺したい。簡単に言うと情熱や思想、理念を捻じ曲げたい。そうすれば今のように無能の長物ではないと私が思うからだ。私は果てしなく無能だ。動画はマトモに作り方を覚えられないし絵も目が歪む。自分を変えたくても変わらない。変えられない現実が辛く思い。何をしても満たされない。そもそも私はフォロワーが居る現在も孤独だと思っている。ゲームには誘われないし居ても居なくても同じだと思われている。こんなことが数年続いた、私は愚かで挫けそうだ、きっと動画など作れもしないし絵も上達しない。ポケモンバトルの腕だって廃れていく一方だ、きっとこんな記事だって誰にも見てもらえない。私には分かるのだ。このまま廃れても何も言われない。動画作らなくたって生きていけるし絵を描いて生計を立てているわけでもない。ましてやゲームごときで収入を得るなどバカのやる事だ。どうせ反応すら貰えず私も人知れず消え、ひっそりと居なくなるポケモントレーナー、「魅せる者」からまた「見る者」に逆戻り、腐って行くROM、私は何の為に実況者なぞを追い求めていたのだろうか。憧れ?名声?嫉妬?違う。どれも違う。では一体なんなのか、その答えは今だ見出せない。