teikokukagekidan’s diary

主にハーメルンに投稿してる小説の設定

てゐ国歌劇団外伝 しらみつ:発想の逆転

この物語はてゐ国歌劇団の番外編、ポケモン、申し訳程度のサクラ大戦要素を含みます、これがダメという闇の力の僕たちはとっととおうちに帰りなさい。後今回は主人公目線があります、主人公目線はそのキャラのイメージカラーになります、今回は赤色です

しらみつ「ここをこうするとここがこうなって...」
こんにちは、しらみつです。私は今新たな発明品を開発している最中です、その発明とは兵器という兵器を吸い寄せて機能停止させる協力な磁石です!これがあれば一方的に戦争根絶が出来る!ですが問題が...それは強さの調節が上手く出来ない事です。最弱調節でも10m範囲内の兵器を全て引き寄せてしまいます、これでは使う側が不利です...どうすれば...そうだ!10m範囲内の武器を弾き飛ばせばいい!!これならイケます!!

しらみつ「そうとなれば...これは『ウェポンフリック』とでも名付けましょうか!早速実験です!スイッチオン!!」


まお「ふおおおおおお!!?我の神の鎚が震えている!?いよいよ目覚めたか!!ハッハッハっばあああああぁっぁあ!!!?(弾かれたハンマーが顔面に直撃した)」

MEXさん「どうしました?まお?ってきゃあああああああ!!??まお!?しっかりしてください!!」

くぃーん「!?(弾かれて壁に貼付けにされた)ぐっ....!サイコキネシス...!?違う!」

ドラゴ「?、くぃーん何やってんだ」
くぃーん「知るか、突然強い力に押さえつけられただけだ」
RTYUA「よーし!ドラゴ!ボクが鉄糸使うから思いっきり引っ張って!」
そう言うと服の袖の所から糸が勢い良く飛び出した!が...その瞬間その糸は鋭くくぃーんの顔面に向かって行った!
くぃーん「!?、っはあ!!」
だがその糸は間一髪、くぃーんの超能力によって弾き飛ばされた
くぃーん「RTYUA!どういうつもりだ!」
RTYUA「知らないよ!なんかこっちも引っ張られて...!」

ジーパン「木片が身体にブッ刺さったと思ったら今度はこれか...」
ニーナ「剥がれない〜!」
ジーパンがどんな体勢かと説明するなら天井に足の裏付けて吊るされてるという感じだろうか、お酒片手に


しらみつ「が...あ...調節...不足か...エラーか...」
なんと武器を持たないしらみつまでも張りつけにされていた
いっこんぞめ(表)「やっぱり上の騒ぎの元凶はここか」
しらみつ「いっこん...ぞめ...さん...」
ジーナ「あー!しらみつもハリケンです!」
シュトラ「はりつけ...カクレン...」
いっこんぞめ(表)「エクレール先輩に言わせないとダメじゃん、ニンニン」

しらみつ「調節不足でしたか...」
いっこんぞめ(表)「うーん...ウチらにも原因はあるからなぁ...」

まお→ハンマー
くぃーん→全身武器
RTYUA→糸
ジーパン→足


ジーナ「ってカンジなのはワカリマスケド...しらみつはナゼデスカ?」
しらみつ「...、すいません少し一人にしてください」


しらみつ「...やっぱり私は...」
黒いペンダントを握りしめ...しらみつは悲しそうな目をして鏡を見つめてた...


まお「ふぇ?ほへへふぁふぇはふぉふぉふぁふぉふぉふぃふぁっふぁふぉ?(で?我はこのような事になったと?)」
いっこんぞめ(表)「えーと...そこまでは想定してないけどそうなるのかな?」
MEXさん「どうしましょう...まお」
まお「...我が話しをする、しらみつは我が家族だ」


まお「しらみつ、入るぞ」
MEXさん「まお、そこくぃーんの...」
まお「あぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」
まおはくぃーんのサイコキネシスによって壁に埋められてしまった。このときくぃーんの機嫌は最悪だ

しらみつ「...やっぱり」
コンコン
しらみつ「!、はい!」
MEXさん「しらみつ?よろしいですか?」
しらみつ「MEXさん...」


MEXさん「昼間の事聞きました...その...やはり気にしていますよね...?自分が張りつけになったのは...あなたが...その...あなたの頭脳が凶器そのものだから...」
しらみつ「...」
MEXさん「でも私たちはあなたのことをそんな風には思っていませんから!気にしないでください!私たちだってほぼ全身凶器じゃないですか!だから...」
しらみつ「できた!」
MEXさん「えっ?」
しらみつ「できましたよ!昼間の改良品!その名も『フリックボム』!ダイヤルを回して設定した範囲内の物質を吹き飛ばす!!これなら昼間のようなことは起きませんよ!!」
MEXさん「えっと...きっ、気にしてないんですか!?武器を吹き飛ばす発明品に自分が巻き込まれたのを!!」
しらみつ「そんなこと気にしてませんよ、目の前で爆発に巻き込まれるよりマシです。それに...『緊張!ため息!開き直り!』こうでもないとやって行けませんよ」
MEXさん「あ...あら...」
しらみつ「私の頭脳が凶器そのものなのは百も承知です、だからいつかこの発明に『武器』と認識されないという目標ができました、大切なのは失敗から何を学ぶかですよ」



MEXさん「フォローは余計だったみたいですよ?やっぱり彼は何かを達観したような強さを持ってます、私たちが過保護すぎるんじゃないかって思っちゃいました。...ところでとれました?」
ドラゴ「無理っぽいです」
いっこんぞめ(表)「こりゃ壁に穴開けないと無理だね」
MEXさん「!」

しらみつ「行きますよ...フリックボム!!」
まお「ぐぼおおお!!!よ...ようやく取れた...」
MEXさん「ふぅ...成功ですね、よかった...」
ジーナ「サスガ!しらみつは天才デース!!」
しらみつ「そんな...えっと...あはははは...」
少し照れます...でも...私の発明が平和に貢献する小さくも大きな一歩、いつか世界を平和にしてみせる...争いがない世界に...もうあの二の舞は起こさせない...!


FIN