teikokukagekidan’s diary

主にハーメルンに投稿してる小説の設定

てゐ国歌劇団 ラグナの旅日記 第十七話 もう俺たちだけでいいんじゃないかな

この物語はてゐ国歌劇団の番外編、ポケモン、申し訳程度のサクラ大戦要素を含みます、これがダメという闇の力の僕たちはとっととおうちに帰りなさい 後お久しぶりです

ラグナ(現在ヌマクローラグラージ)「よし...かれこれ数ヶ月何もしてなかったように思えるがようやくトウカシティに着いたな」
アンペルト(ライボルト)「一応おさらいだけしとこうかの、わしらはデゲネレーションキャンディーっちゅう飴ちゃんを喰ってもうたせいで全員進化前になってもうたんじゃ、一覧はこれじゃ」

ラグナロク ラグラージ→(飴)ミズゴロウ→(進化)ヌマクロー(←現在)
アンペルト ライボルト→(飴)ラクライ→(進化)→(現在)ライボルト(←元に戻った)
ぼたん ノクタス→(飴)サボネア(←現在)
あるま アーマルド→(飴)アノプス(←現在)

ぼたん「...今はこの四人で元の姿、実力になるために...旅をして行動を共にしているが俺たちは本来別々の組だ...加えて後二人...飴を食べてしまった者がいる...」

あるま「それらともいずれ合流する、そして前回までのあらすじだ、小生たちは四人で旅を続けていた、そしてちょうど折り返しで休暇に入っていた、ということだ」
ラグナ「詳しい事は『ラグナの旅日記シリーズ』をよろしくな!」

登場人物おさらい

ラグナロク 通称ラグナ、今シリーズの主人公。てゐ国歌劇団の副総司令 冷静な考えができるが熱血漢なところもある 現在ヌマクロー 毒組

アンペルト 一人称はわしだが別に年寄りというわけではない青年、怒らせると怖い ゾロアークのライラという義息子がいる 現在ライボルト、もっとも早く『姿だけなら』戻った人物 兎組

ぼたん 無口で無愛想な態度を取るが別に一人が好きというわけではない、この四人の中でもっとも実力が低下していない 現在サボネア 地組

あるま 生粋の武人、見た目は戦化粧(いくさげしょう 戦う武人が顔などに化粧すること、歌舞伎などのアレが例だがあるまはあそこまでやらない)で怖いが意外と気さく。全うな考えをするなど物事を冷静に判断できる 現在アノプス 兎組

その他簡単な説明

ベノホーン/ニドキング このシリーズでは主役を譲っているが本来の主役、てゐ国歌劇団の総司令、及び毒組の隊長を務める。ラグナとは相棒と言える間柄 

シャーリィ/バシャーモ ジュリィ/ジュカイン ラグナの家族とも言える二人、七話にてラグナ一度別れた



本編、始まります



ラグナ「さぁ...5つめだ」
アンペルト「おう、で...誰じゃと思う?」
ここに来るまでの間、四人は『次の相手が誰なのかを予想していた』実はここに来るまでのチェックポイントではてゐ国歌劇団のメンバーが待機していた、こちらの実力をもどすための配慮なのだがやはり手加減されていても中々強い、今までは

カナズミ MEXさん
ムロ レジー
キンセツ アンペルト
フエン もみじ&ライラ

といった感じでてゐ国歌劇団三組のメンバーがジムのある街に待機しており、彼らに勝利しなければ次に進めないのだ

あるま「ふむ...さしずめここいらで本気を出してくるだろう」
ぼたん「...、油断大敵だな...」
ラグナ「いくぞ...」
てゐ国歌劇団トウカ支部の自動ドアが開く、小さい一軒家のようなものだが中は意外と広い
???「よぉ、随分マヌケな顔だな」
ラグナ「お前も相変わらずのアホ面だな、俺が居なくて大丈夫だったか?」
そこに居たのはベノだった、心無しかほんの少し嬉しそうな顔をしているかれこれお互いに合うのは数ヶ月ぶりだ

ベノ「旅してみてどうだ、色々楽しいだろ」
ラグナ「ああ、最初は嫌々な時もあったがな、今じゃあいつ等もいてくれて楽しいな...」
ベノ「へっ、毒組に居た時よりいい顔しやがって」
お互いに笑いあいながら二人っきりで会話するその光景はとても微笑ましかった、まさに『親友』...いや、『家族』と呼ぶに相応しい

アンペルト「わしらも早よ元に戻ってアデアやライラに会いたいのぉ」
あるま「あぁ、ちゃんと顔向けできるようにしないとな」
ぼたん「...、だが...旅はいつまでもしたいものだな...」

ラグナ「...そういえば『アレ』どうなった?」
ベノ「あぁ、この間の隊長会議の結果もうしばらくホウエンに居る事になった、加えて天組(日、雨、砂、氷の4つの組をまとめた略し方。簡単に言えばてゐ国歌劇団四天王とも呼ばれる天候を操るチームの省略)を各地に配置。加えて最近の地震の多さもあって厳重体勢を取る事にした。水組は引き続き海底洞窟の閉鎖、周囲への呼びかけをしている」
ラグナ「すまん...俺が飴喰ったりしなかったりもっと早ければ...」
ベノ「ばーか、気にすんな。てめぇは旅の建前でこの任務任してんだ、もっと旅を楽しめ。それに...小さくなっても任したってこたぁ...俺が知る限りお前にしかできないと俺が踏んだからだ、もしなにか起こったら...俺たちが止める、それだけだ」
ラグナ「あぁ!...ところでお前がここに居るってことは...やっぱりそうなんだろ?」
ベノ「あぁ...」
ベノはコップを机に置くと立ち上がり、目で合図すると部屋に隠されてあったエレベーターに乗っていった

ラグナ「確かベノはこれに乗って行った、おそらくここだろうな」
ポーンと音を立てて地下に移動したエレベーターのドアが開いた、そこには...
ベノ「おっせえんだよ!!」
ラグナ「ごああああ!!!」
スタジアムがあったのだが、ベノの蹴りがラグナの顔面に直撃し、ラグナは上に行くエレベーターに輸送されて行った

ラグナ「てめっっっえええええ!!!!!」
ベノ「おう来いやあああああ!!!!!!」
エレベーターが開いた瞬間にラグナは怒り狂い、ベノに襲いかかった。まさかの形で戦いの火ぶたが切って落とされた
ラグナ「だだだだだだだだだだ!!!!!!」
ベノ「へっ!!まだまだ弱えな!!本当に旅してやがったのか!!?この程度もできねぇんじゃ副総司令なんか任せられねぇぞ!!」
アンペルト「これは...手ぇ出さん方がええの...」
ぼたん「あぁ...、ラグナがあんな笑顔になるのは...いつぶりだろうな...」
あるま「ここは戦わせやろう、心行くまでな...」

ラグナ「どうだ!!」
ベノ「効いてねぇよバカが!!」
ラグナ「だったら!!これでえええええ!!!!26ぅ...」
ベノ「!!」
ラグナ「1式いいい!!!!」
ベノ「ぐっ...、まさか...」
ラグナ「今度は効いたろ...この間カナズミに寄った時...、こっそりしらみつに強化してもらっていた!その結果できあがったのがこの261式!!そして!!」
その言葉をラグナが言った瞬間、ラグナの全身が光輝いた!!
ラグナ「自分でも分かる!!今!!この瞬間!!俺は!!俺はああああああ!!!!!」
光があふれ、爆発を起こし、ラグナは...
ラグナ「進化する!!!」
ラグラージに進化した!!
ベノ「へっ!!じゃあこっちも本気でやってやる!!」
そういうとベノはラグナに物を投げた!!それは...
ラグナ「これは...メガナックル..!!!」
左手に261式、右手にはメガナックルをつけ、ラグナは握りしめた拳を合わせ、ベノは右手を掲げた!!
ベノ•ラグナ「メガシンカアアアアアアアアア!!!!」
二人はメガシンカし、目にも留まらぬスピード、格闘が行なわれていた、どちらも一歩も譲らぬ戦いをしている。だがやはり...
ベノ「ドラストスイング(ジーパンの技)!!」
ラグナ「ぐぅ...!!まだだっ!!」
ベノ「耐えるじゃねぇか!!だがな!これで終わりだ!!槍龍襲脚(そうりゅう しゅうきゃく)うううううう!!!!!」
ラグナ「!!」
ベノ「うおおおおおお!!!!!」
ラグナ「ぐううううう!!!」
大きく吹っ飛ばされ、ラグナはコンクリートに埋め困るように壁に激突した
ベノ「っは!っは!!どうだ!!」
そう言った瞬間、ラグナが死角から現れた!!
ベノ「!!?」
ラグナ「ドラストスイングはジーパンの技だったな...だったら!!」
ラグナは腕に力を入れ、百烈拳のようにラッシュを掛ける!!
ラグナ「だだだだだだだだだだ!!!!!!」
ベノは攻撃の反動で上手く防御ができず、攻撃をモロに受けてしまった
ラグナ「俺はっ!!これだあああ!!!リベンジカウンター!!!!!(ニーナの技)」
〆にベノの土手っ腹に正拳突きを決め、ラグナとベノは大きく吹き飛んだ
ベノ「...!!」

ラグナ「っはぁ...はぁ...」
あまりの疲労、ダメージにお互いのメガシンカは解けてしまい、引き分けに近い形でラグナが...勝利した...
ラグナ「勝った...!」
ベノ「油断...しちまったか...」

三日後

ベノとラグナはそのまま3日間眠っていてしまっていた、だが二人は笑いあい、怪我もすっかり治ってしまった
ベノ「やっぱり無理だったか、本物に勝つのはよ」
ラグナ「あ?どういうこと...」
ベノはメガナックルとカプセル状の薬をラグナに渡した
ラグナ「これ...」
ベノ「ラグナ、アンペルト、てめぇらのメガストーンだ。あの時使ってたのはしらみつが作った人工メガストーンだった。だが...これは本物のメガストーンだ、少しでもお前等の旅の手助けになればいいと思っているから渡しておく」
アンペルト「すまんの...実はこの薬飲んで10分くらいかの、メガシンカできるんじゃ、わしのストーンは...このピアスじゃ」
ベノ「あまり服用すんなよ?無くなったら一応手配はしてやるからな」
ラグナ「ぼたんとあるまは正規じゃないものな、すまん」
ぼたん「気にするな...」
あるま「小生等は今が満足だからな、お前達がやってくれ」
ラグナ「ああ、よっしゃ!次はヒマワキか...」
ベノ「一応キンセツの東から行けるぜ、頑張れよ...」
ラグナ「あぁ!!」
そう言ってラグナはベノと拳をぶつけあい、二人は笑顔で別れた


次回予告、激闘を制し、メガシンカも解禁された、ラグナ達はヒマワキに向かう、そこで待っていたのはあのメンバーだった!ラグナ単体では勝てない!その時...!!

次回、ラグナの旅日記 第十八話 水が無くとも花は咲く

次回からも燃える!!燃える!!学校のPCも熱い!!悲鳴を上げるぜファイアアアアアアアアァァァァァ!!!!ゔぁづうぃぃいいい!!!