teikokukagekidan’s diary

主にハーメルンに投稿してる小説の設定

てゐ国歌劇団スペシャル てゐ国歌劇大戦 wound that I will never forget part4 前編

この物語はてゐ国歌劇団の番外編、ポケモン、少しのグロ要素、申し訳程度のサクラ大戦要素を含みます、これがダメという闇の力の僕たちはとっととおうちに帰りなさい


その頃ベノはシャーヴァルと激戦を繰り広げていた...だがどちらかと言えばシャーヴァルに押されている
ベノ「くそっ...」
シャーヴァル「どうした!8年前の...あの時の貴様を見せてくれ!!」
ベノ「...」
その時、シャーヴァル右腕がいきなり吹き飛んだ
ベノ「!?」
シャーヴァル「貴様...なんだ?」
???「どうだっていい、うるせえんだよ、それに...」
ベノ「お前は...」
デオキシス「そいつをぶん殴るのは俺の役目だ」
ベノ「デオキシス...!」

アデア「ありがとう、えっと...」
しらみつ「しらみつともうします」
カゼキリ「カゼキリ様だ、いいから覚えて帰れ」
アデア「ありがとう、二人とも、おかげで助かったよ」
しらみつ「いえ、目の前の命も救えないようでは自分のこともできませんから」
カゼキリ「そういうこと、さて、んじゃ向かいますか」
しらみつ「そうですね、自分たちは自分たちの使命を」
アデア「使命?」
しらみつ「急ぎましょう、行きながら説明します」

まお「助かったぞ、大儀であった」
ただいな「いえ、父上のお告げですから」
いっこんぞめ「面倒だったんだけどねー、いなちゃんにせがまれてね、それとアイツにも...」
まお「アイツ?」
いっこんぞめ「なんでもない、急ぐんだろう?」

ラグナ「つまりお前達はベノからの伝令をエクレールから受けて一日でこっちに来たのか」
走りながらラグナたちはふたりに質問する、答えるのは一人だが
デビローズ「そういうことです、ダークネスポケモンのこともベノさんが私たちに当てた手紙に書いてありましたから混乱するようなこともあまりありませんでしたね」
カオティクス「ではお二人以外にも援軍が?」
デビローズ「いいえ、私たち二人含めて六人だけです」
ラグナたちはその言葉に驚きを隠せなかった、ただでさえあの数、どうせ呼ぶならもっと大人数の援軍を...
デビローズ「数が全てではありませんよ、それに私たちが六人だからこそ早く来れたんですよ、キツく言ってしまえば私たちだけで充分です」

いっこんぞめ「私たちはベノさんにスカウトされたのさ、群れるつもりも無いがね、だってアタシらでどうにかできるほどだもんって他のメンバー言うだろうね、でもアタシはあんたらと仲良く有りたいね」
まお「気に入ったぞ、まだベノから誰がどの組に入るかはくじ引きで決めると言われたが必ずお前を我が地組に引き入れることを約束しよう」
いっこんぞめ「そうでなくともヨロシクな」
ただいな「こほん」
いっこんぞめ「おっと、とりあえずこれ終わらせてから話しようよ」
まお「ああ」

アデア「君たちは僕らと戦いたいのかい?」
しらみつ「どうしてそう思うのですか?」
アデア「いや、気を悪くしないでね、あまりに君たちが強いから...」
カゼキリ「ふん、強いのは当然だ、私だからな」
しらみつ「強くなどありません、まだ弱いです」
アデア「なら...一緒に強くなろうね、僕らは仲間だから」

シャーヴァル「そのなり、幻のポケモンデオキシスか」
デオキシス「なんだ?みっともない角してやがるな、お前なんのポケモンだ?」
シャーヴァル「ニドキングだ、なんとも品の無い幻のポケモンだな」
デオキシス「うるせぇ、生まれつきなんだよ、ほっとけ」
ベノ「お前どうしてここに...」
デオキシス「騒がしいんだよ、若鶏のヤローはキナンシティに道具集めに行ってやがるし...おちおち寝れねぇだろうが、それとなんてザマだよ、ずいぶんへたくそな戦いかただな?」
ベノ「...」
デオキシス「おい、こっち向け」
バキッ!!デオキシスは本気でベノのことを殴った
ベノ「っ...何しやがる!!」
デオキシス「目ぇ覚ませ、何迷ってんのかは知らねぇがな、てめぇみたいにウジウジしてる奴見てると苛つくんだよ、てめぇが今、何をしなきゃなんねぇのかよく考えろ、俺は周りからバカだのなんだの言われているがな、自分がやるべきことぐらいなら俺でもできる、赤ん坊でも進むのにハイハイすること理解してんだ、てめぇは前に進むためハイハイすることすらやらねぇのか」
ベノ「俺は...」
デオキシス「てめぇがやらねぇなら俺がこいつを倒す、どいてろ」
ベノ「誰が...ハイハイすら出来ねぇバカで...脳筋で...単細胞だ!!」
デオキシス「なんだよ、やれば弱音以外も吐けるじゃねぇか」
ベノ「一時休戦だ、いくぜ!!」
シャーヴァル「終わったか?こいよ!!」
二人はシャーヴァルに悠然と突っ込んで行った、それこそ猪突猛進という言葉が清々しいほど綺麗に似合うほど
シャーヴァルも軽視していたせいか少し押されている、何せこの二人、攻撃性が非常に高い、その上一人はタイプ相性がよく、一人は同性相手との戦いをもっとも得意とする
ベノ「うおおお!!!」
シャーヴァル「ちぃ!!沈め!!」
シャーヴァルの一撃がデオキシスに直撃した、しかしそんな攻撃も本能で動く二人には絶好のチャンスである
デオキシス「甘いんだよ、この程度の奴に何手間とってたんだ」
ベノ「うるせぇ、いいからそんまましてろ」
デオキシスはディフィンスに変化してがっちりとシャーヴァルの攻撃を受け止めていた、無論むほうびなその姿はこの二人の前では命取りである
ベノ「でりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!!!」
デオキシス「おらっ!!どうした!?こっちはまだ喋る余裕があるぜ!!?」
シャーヴァル「いい気になるなよ、お前らはどうせ俺を殺せない!ベノの力があっても俺を殺すには足りない!!」
デオキシス「なんだ?こいつへんなもんでも食ってんのか?」
ベノ「説明は後だ、こいつはわけあって瀕死にならない、そして死なない」
デオキシス「なら話は早いな、死なない程度にいくらでもボコボコにできるってことか」
ベノ「めんどくせぇなら一気に決めるか?」
デオキシス「そうしてやるか、いくぜ」
そう言うとベノは一気に走り出した、デオキシスはベノの後方からサイコブーストの体制に入っていた
シャーヴァル「(くっ...まだやらなければいけないことが有るというのに...こんなところで...)」
シャーヴァルはあえてよけなかった、死なないという確信があったからだ、言ってしまえば彼もてゐ国歌劇団最強クラスの軍団を一人で連戦していた、そのため体力が限界寸前であった、いくら死なない身体でもダメージ、体力の消耗、自身の攻撃は適応されるためこの時の最善最悪の選択は動かないことが正解なのである
デオキシス「くらいやがれ!!」
ベノ「おらぁぁぁぁぁーーー!!!!(サイコブースト+つのドリル)牙突天!!Dスペシャル!!」
シャーヴァル「ぐうううううぅぅぅぅぅ!!!!あああ!!!」
この強烈な一撃はシャーヴァルに致命傷の一撃であった
ベノ「っ...はぁ...はぁ...」
ラグナ「ベノ!!大丈夫か!?」
そこにてゐ国歌劇団全員が駆けつけた、新メンバー6人も
ベノ「おせーよバカ、そっちはかたずいたのか?」
ラグナ「なんとかな」
しらみつ「ベノさん!」
ベノ「しらみつ、それにチグサメ、デビローズ、いっこんぞめ、ただいな、カゼキリもか」
いっこんぞめ「全員いるよ、私ら6人、命令通りホウエンから来たよ」
ベノ「ありがとうな、こっちも今...」
その時ゴゴゴゴゴと地面が揺れ動いた、震源地は言うまでもなく目の前にあった
シャーヴァル「かくなる上は...この方法は使いたくなかったが...うおおおお!!!!」
禍々しいまでのドス黒い何かがシャーヴァルを包み込む、そしてその姿は
ベノ「こいつ...」
巨大な怪獣へと変貌した、さらによく見るとたらことステイルの特徴もある、そう、シャーヴァルは二人を取り込んでしまったのだ
アデア「そんな...こんなのって...」
ゆきの「弱音吐かない!」
しゅヴぁる「とは言っても...」
あるま「これを今の拙者たちで相手するのは骨が折れるな...」
彼らは個々で不死身のダークネスポケモンを何人も相手にした、そのためこちらも体力の限界が来ていた、幼いもみじにいたってはタマズサの背中でウトウトしている
ライラ「さしずめ粉砕骨折レベルかよ」
アンペルト「洒落にならんわ」
ベノ「へっ、切り札ってのは最後まで取った奴の勝ちなんだよ!しらみつ!!」
しらみつ「はい」
そう言うとしらみつは持っていたアタッシュケースを開けた、すると目映い光がデオキシス、もみじ、タマズサ、ニーナ、新メンバーを除いた27人の身体に様々なアクセサリーなどが装着された
ラグナ「これは...」

しらみつ「人工メガアイテム、エボリューションアクセサリーです」
まお「ベノ、これはメガストーンだな?」
アデア「え?それじゃあキーストーンは...」
ベノ「俺たちが持ってる隊長専用キーストーンだ、これで俺たちそれぞれ...俺は八人、まおは九人、アデア、お前は十人同時にメガシンカさせるんだ」
アデア「...」
ゆきの「アデア!さっさとしなさい!!悩む前にできることをしなきゃその先には行けないのよ!?」
アデア「うん、だから...行くよ、みんな」
まお「地組、覚悟はできてるか?我はできてる」
ベノ「なにも言わねえぞ、俺は会った時からお前らを信じてるからな」

個人アイテム一覧

ベノホーン メガブレスレット
ラグナロク メガナックル
カオティクス メガクラウン
ぷりん メガスケート
ルークス メガリボン
しゅヴぁる メガバックル
エクレール メガショルダーパッド
らんまる メガネクタイピン
まお メガアイ(義眼)
MEXさん メガマン
RTYUA メガコンタクト(コンタクトレンズ
くぃーん メガバレット(髪留め)
ドラゴ メガキャップ(帽子)
ジーパン メガチェーン
ぼたん メガスカーフ
ジーナ メガクリスタル(額の水晶)
シュトラ メガネックレス
アデアット メガブローチ
ゆきの メガイヤリング
このか メガエムブレム(紋章)
アンペルト メガブレシュール(左の傷跡)
ライラ メガオーブ(髪留めの玉)
ライフ メガスカー(傷)
あるま メガソード
アベリア メガスティング(隠し針)
わかな メガグラス
ラピス メガネイル

しらみつ「もみじさん、タマズサさん、ニーナさんはこれを」
もみじ「これって...!」
タマズサ「エボリューションキャンディー...」
しらみつ「あなたたちのデータを元に改良しました、さぁ」
ニーナ「ありがとう!行くよ!お兄ちゃん!!」
ベノ「あぁ!」
デビローズ「では私たちは足止めを、行きますよ、チグサメ君」
チグサメ「...」
ベノ「いくぞ!!」
27人「メガシンカ!!」
進化前3人組「エボリューション!!」
目映すぎるほどの光が彼らを包み込む、そしてその姿は...より猛々しく、清く、神秘的であった
ベノ「角回激傷(かっかいげきしょう)!!ベノホーン!!」
ラグナ「水震地獄(すいしんじごく)!!ラグナロク!!」
カオティクス「風翔剣翼(ふうしょうけんよく)!!カオティクス!!」
ぷりん「氷魔龍殺(ひょうまりゅうさつ)!!ぷりん!!」
ルークス「妖緑天舞(ようりょくてんぶ)!!ルークス!!」
しゅヴぁる「鋼虫無双(こうちゅうむそう)!!しゅヴぁる!!」
もみじ「練獄特急(れんごくとっきゅう)!!もみじ!!」
エクレール「伝雷迅獅子(でんらいじんじし)!!エクレール!!」
タマズサ「龍玉神水(りゅうぎょくしんすい)!!タマズサ!!」
らんまる「奇ヶ水雷(ききすいらい)!!らんまる!!」
まお「毒眼蒼震龍(どくがんそうしんりゅう)!!まおうK!!」
MEXさん「亀水甲武(きすいこうぶ)!!MEX!!」
RTYUA「節虫音雷(せっちゅうおんらい)!!RTYUA!!」
くぃーん「超念我帝(ちょうねんがてい)!!くぃーん!!」
ドラゴ「鋼龍赤眼(こうりゅうせきがん)!!ドラゴ!!」
ニーナ「覇妹闘者(はまいとうしゃ)!!ニーナ!!」
ジーパン「悪足滅闘(あくそくめっとう)!!ジーパン!!」
ぼたん「無場名将(むばめいしょう)!!ぼたん!!」
ジーナ「日元陽友(ひげんようゆう)!!レジーナ!!」
シュトラ「星空瞬昴(せいくうしゅんこう)!!シュトラ!!」
アデア「守勇拳護優(しゅゆうけんごう)!!アデアット!!」
ゆきの「慈天才艦(じてんさいかん)!!ゆきの!!」
このか「極寒情愛(ごっかんじょうあい)!!このか!!」
アンペルト「雷獣呼応(らいじゅうこおう)!!アンペルト!!」
ライラ「無解未到(むげみとう)!!ライラ!!」
ライフ「一生懸命(いっしょうけんめい)!!ライフ!!」
あるま「億千石睡(おくせんせっすい)!!あるま!!」
アベリア「逆境不屈(ぎゃっきょうふくつ)!!アベリア!!」
わかな「完遂使命(かんすいしめい)!!わかな!!」
ラピス「彼傷貴殺(きゃしょうきさつ)!!ラピス!!」
全員「我ら!!てゐ国歌劇団!!参上!!」
デオキシス「長ったらしいたらねぇな、下がるのは気が引けるがついでに交代と行くか」
そういうとデオキシスは最後にサイコブーストを怪獣にぶつけるとベノとハイタッチしてベノ達の後方にいるダークネスポケモンの残党に向かって行った
デオキシス「後ろは俺がやってやる、ぶちかませ」
ベノ「おうよ」
まお「おい!!お前達も下がるのだ!!」
チグサメ「...」
デビローズ「お断りです、私たちもてゐ国歌劇団、ましてや皆さんにお世話になる身...」
いっこんぞめ「時間稼いで仲間はずれとはさびしいんじゃない?」
しらみつ「下がれと言われるなら我々は」
ただいな「皆さんと一緒に戦いたい」
カゼキリ「それが仲間ってもんなんだろう?」
アデア「確かに...ベノさん、まおさん、僕は彼らと一緒に戦いたいです!」
ベノ「わかった、だがな、絶対に死ぬなよ、お前らも俺の、てゐ国歌劇団全員の仲間なんだ」
ベノがそう言うと六人は頷いた
ベノ「よし、行くぜ」
エクレール「でもさベノさん、私の技電気よ?アイツに効かないじゃん」
ベノ「それはポケモンに限った話だ、アイツを見ろ、言いたくはないがアイツはポケモンで済まされるレベルを超えちまった、超えては行けない一線を...」
ジーパン「他の仲間を取り込んでポケモンならこいつは最強だろうな、なんせタイプだけで言えば毒、地面、ドラゴン、飛行、鋼、虫、たとえ氷が四倍だろうが他のタイプで対処できる上に普通のポケモンが相手にならない時点だろ」
ベノ「もうありゃさしずめ怪獣とでも言うか、タイプはダークネスとでも言ったらいいのか...あー!!とにかく殴れ!あんだけでかくなって他の奴も取り込んだ、元よりダークネスポケモンなんだ、俺たちの攻撃何発当てたらいいかわかんねぇ!!とにかく攻め立ててあの生命力越えろ!!確実にやるんだ!!」
アデア「ベノさん!攻撃来ます!!」
ベノ「ちぃ...!」
ライフ「みんな跳んで!!地裂完砕波(ちれつかんさいは)!!」
そう言うとライフは地面を思いっきり瓦を割るように拳で突いた、するとミアレが割れ、怪獣の足下に地割れが起き、下半身がすっぽりはまってしまった、その時、他のメンバーは全員ジャンプでミアレの遥か上空に跳んでいた
このか「絶景やなぁ、こんな高こう飛べるなんて夢みたいや」
シュトラ「星が...一番星が...」
現在夕方、もう長きに渡る戦いに全員が終止符を打つべく、心を一つに真下の怪獣に狙いを定める
このか「よっしゃ行くで、ぷりんはん」
ぷりん「...あぁ、邪魔はするな」
このとき、メガシンカしたぷりんは完全にリミッターが外れていた、だが暴走した訳ではない、むしろ自身の力が増強され、逆に扱いやすくなっているのだ、その力、本来の人格がさっぱり消えてしまっているほど
このか•ぷりん「「(ふぶきが片方に当たる+当たった相手に冷凍ビームが急所に)アブソリュート•ランスゼロ!!!」」
遥か上空から豪雨のようにこのかの吹雪がぷりんの力で巨大な氷槍へ変貌し、地割れから抜け出した怪獣の全身に痛々しく突き刺さる、しかしこの程度で倒れる訳もなくとんでもない咆哮を繰り出す、だが彼らはそれに怯むことなくそれぞれの定位置、チームを組み、行動にでた

後半へ