teikokukagekidan’s diary

主にハーメルンに投稿してる小説の設定

てゐ国歌劇団 ラグナの旅日記 第十四話 幾万(ようやく)の再会

この物語はてゐ国歌劇団の番外編、ポケモン、申し訳程度のサクラ大戦要素を含みます、これがダメという闇の力の僕たちはとっととおうちに帰りなさい



もみじ「はい、これがゴーゴーゴーグルだよ」
前回のあらすじ、追いかけっこ
ライラ「親父の分、色分けしてあるぜ」
アンペルト「おう、すまんの」
ラグナ「それじゃあな、ベノの馬鹿野郎によろしくな」



もみじ「あれが一つ555円なんてよかったね」
ライラ「バイクのゴーグル改造しただけだしな、最終的に騙せたし結果オーライじゃね?」




ラグナ「ここか...確かにえらい砂嵐だな...こりゃ」
ラグナはここに来た事が無かった、水も食料もロクに無い隠れるにも疲れるだけの場所として認識していたからだ
アンペルト「どうせならマスクも欲しかったんじゃが...」
ラグナ「幸い俺たちの私服はスカーフとか首に巻くモンがある、それで凌ごう。さて...聞いた話しじゃ入って南だったか」
アンペルト「東西南北わかんのか?」
ラグナ「あぁ、こっちだ」
手慣れたようにラグナは躊躇する事無く歩き出した


もみじ「えっとね、砂漠入ったら南に行くの、そうしたら大っきな遺跡があるの」
ライラ「ベノさんの話しによればそん中にぼたんさんとあるまが居るって話しだ、その後はハジツゲタウン経由でカナズミ、そしてトウカに行けってさ、頑張れよ、ラグナさん、親父」


アンペルト「簡単に言ってくれるのぉ、まぁ最近忙しいんじゃろうが」
ラグナ「たしかもう少ししたら隊長会議の時間のはずだ、俺の代理にカオティクスが行ってるハズだな」
忘れられがちだがラグナはてゐ国歌劇団のトップ2の片割れ、早い話がベノの次に偉いのだ、ついでに言えばあの(厨二病完璧末期患者の)まおもトップ2である



ー砂漠遺跡ー

あるま「ふむ」
ぼたん「...どうした?」
あるま「やはりこの遺跡には秘密があるみたいだ」
ぼたん「点字のことか...?」
あるま「いや、人間にはわからないがこの遺跡の壁には古代文字が彫られてある」
ぼたん「...?、一見普通の岩肌に見えるが...」
あるま「普通はな、だが...この少しの凹凸(おうとつ)、小刻みに削られている断面、ちょっと読み解いてみよう」
ぼたん「...」
あるま「すべてはこころからはじまつた、こころのよわさがたいこにふういんされていたそんざいをよみがえらせた、つよきこころはせかいをはかいする、このちにねむりしやみをおさえるちからを...」
ぼたん「どうした...?」
あるま「見た事が無い文字が使われている、ここから先を読み解く事は難しいな」
ぼたん「...気になるな」
あるま「興味があるのか?」
ぼたん「さぁな...」

ラグナ「着いたぞ、おそらくここだ」
アンペルト「全然効果が無いのう、このゴーグル」

あるま「ん?来たか」
ラグナ「よぉ、久しぶりだなお前ら」
ぼたん「...」
あるま「おお、噂通りだな」
ラグナ「お前らもじゃねぇか」

ラグナ/ヌマクロー(元々ラグラージ
アンペルト/ライボルト(元々ライボルト
ぼたん/サボネア(元々ノクタス
あるま/アノプス(元々アーマルド

あるま「首を長くして待っていたぞ」
ラグナ「お前ら首何処よ(種族的な意味で)」





次回予告、あるまたちと合流したラグナ達は共にハジツゲタウンを経由、流星の滝に向かう、だが突如起こった地震により流星の滝で全員はぐれてしまった、はたしてどうなる!せっかくネタに困らない四人になったのにまた一人(ネタに困る状況)になるのか!?



次回、ラグナの旅日記 第十五話 ひとりぼっちは寂しいもんな



最近絵が描けなくて困ってます、誰かいいスランプ回避の方法知ってませんかね、なんか顎が城之内みたいになるんですわ